卵子の老化を防ぎ、卵子の若返りを目指す方法


不妊にもさまざまな原因がありますが、そのひとつに「卵子の老化」が挙げられるそうです。
女性は35歳以上になると、妊娠率が低下し、流産率が増加してしまいます。

その原因のひとつが「卵子の老化」で、加齢によって卵子の染色体異常が起こったり、受精してもそれ以上の発育が難しくなってしまい、妊娠力の低下(不妊の原因)につながるのです。

卵子の老化

卵子の老化とは

卵子の老化と言いますが、では、自分の卵子は一体何歳で、どのくらい老化しているのでしょうか。

そもそも卵巣内の卵子は、生まれる前から生産されており、卵子の元となる卵母細胞は女性がまだ胎児である頃が一番多く、約700万個と言われています。

その後出生するまでに約200万個となり、生理が始まる思春期の頃には30万個にまで減ると言われています。
その30万個もすべてが排卵される訳ではなく、この中から排卵できるのは400~500個だそうです。

卵子の年齢

生まれる前に生産された卵子は、その後新しく作られることがなく、あなたが今35歳であれば、あなたの卵子は約35歳という事になります。

30歳を過ぎてくると、実感として、お肌のハリが若いころより無くなってきて乾燥を感じたり、体の疲れが取れにくく感じたり、どうしても「老化」と言うものを意識してしまいますよね?
体の老化を感じるように、それはそのまま卵子も同じく、やはり「老化」をしてしまうのです。

卵子の老化によって起こる事

人の染色体の数は全部で46本(2本1対で23対)です。

卵母細胞は減数分裂を経て23本の染色体となりますが、卵子が老化すると、その分裂がうまくいかなくなり、22本や24本に分かれてしまうことがあります。
これが染色体異常です。

染色体異常が起こった卵子が、23本の染色体を持つ精子と受精すると、受精卵の染色体は45本になってしまったり、47本になってしまったりします。

そうすると、ほとんどは受精卵が育たなかったり、育っても着床しにくいという事が起こり、流産に繋がってしまうのです。

ミトコンドリアは私たちの細胞内にあり、さまざまな役割を果たしていますが、その中でも最も重要な役割が、エネルギーを作り出すことです。

人の全エネルギーの95%以上を生み出していると言われており、体が必要な様々な物質がミトコンドリアによって作られています。

ミトコンドリア遺伝子の変異が起こると、この重要な役割であるエネルギー供給が不十分になります。
そして、卵子の減数分裂、受精、胚発育などが妨げられ、着床できなくなってしまいます。

ミトコンドリアは、年を重ねるにつれて少しずつ減っていきます。

そして、ミトコンドリアには、質の良いミトコンドリアと、質の悪いミトコンドリアがあり、加齢や良くない生活習慣で、質の悪いミトコンドリアが増えてしまうと、老化のスピードにも大きな影響を及ぼすという事が近年の研究でわかってきました。

ミトコンドリアの減少や質の悪化は、作られるエネルギーの不足につながります。
少ないエネルギーは、まず第一に呼吸や体温調節など、生きるために絶対必要な部分に優先されます。

その為、若さを保つための機能や、長寿につながる遺伝子の修復作業にエネルギーが十分回らず、卵子にも影響を及ぼすことになってしまうわけです。

ミトコンドリアの働きを活発にすることで細胞を活性化すれば、体内の細胞は若返ります。

卵子の質は細胞質のミトコンドリアの数や活性度で決定されると考えられるため、ミトコンドリアが増えれば卵子が若返ります。
つまり、卵子の為ではあっても体全体の老化防止、若返り大作戦が、卵子の若返りに繋がる、という事になりますね。

卵子の老化防止・若返り大作戦

卵子の質が良いほど、妊娠できる可能性は高まります。
また、人工授精をする場合でも、成功率に大きく影響するのが卵子の質です。

卵子を若返らせ、質の良いものにするためには体質改善が必要不可欠です。
今までの習慣を変えることは簡単な事ではありませんが、自分と赤ちゃんのために、できることからやってみましょう。

基本の栄養素を確認する

先ずは体に絶対必要な栄養を、まんべんなくバランスよく摂ることが健康への基本の一歩となります。
口から摂取した食べ物から細胞が出来、体が動き、卵子を育て、子宮の状態を整えます。

卵子を若返らせる栄養

基本の5大栄養素は
○たんぱく質
○脂質
○糖質
○ビタミン
○ミネラル

です。
現代の食生活やコンビニ・ファストフードなどでは、ビタミン、ミネラルが不足し、脂質と糖質が極端に多くなってしまいがちです。
バランスの良い食事をこころがけましょう。

睡眠の質を改善する

○自律神経を整える

体の機能を司っている自律神経が整うことによって、妊娠力もアップします。
この自律神経を整えるには日々のリズムや生活習慣も大事ですが、睡眠が大きなポイントになります。

自律神経が整えば、体温調節作用も働き、体もぽかぽか冷えがなくなり、子宮・卵巣の機能もアップします。

睡眠は卵子を若返らせる

○細胞の修復

体は寝ている間にエネルギーを蓄え、細胞を修復して疲れを回復します。
質の良い睡眠は、細胞を老化から守ります。
卵子を形成している細胞も例外ではありません。

○メラトニンの分泌を促す

メラトニンは睡眠ホルモンの一種で、

・催眠作用
・体内時計の調節
・抗酸化作用
・細胞の免疫機能の回復作用
・卵巣の保護、修復作用

などが言われており、最近では、卵子や卵巣の質の改善効果が注目されています。
このホルモンは、暗くなったことを目から察知すると、脳の中の松果体から分泌され、朝になり明るくなるとその分泌は止まります。

大自然のリズムによって分泌されるので、夜行性傾向が強くなるほど、メラトニン活性度が低下してしまいます。

メラトニンの分泌は午前0時から午前2時の間にピークになります。

ですから、遅くとも0時までにはベッドに入りたいですね。

夜でも照明などで明るくしているとメラトニンの分泌が抑制されます。

暗くして寝ることでメラトニンがしっかりと分泌されます。

朝起きたら朝の光を浴びます。

メラトニンの分泌が完全に止まり、メリハリをつけることができます。

卵子の老化予防に効果的な生活習慣を身に付けよう!

卵子の質にも関係し、老化から守ってくれるメラトニン。
このメラトニンは、セロトニンと言う脳内物質と密接な関係があります。

セロトニンは、朝、太陽の光を浴びることにより、日中に分泌されます。
気持ちを明るくしたり、筋肉に働きかけて良い姿勢を維持する作用もあり、うつ病の人はセロトニンが極端に少なくなることでも知られています。

このセロトニンが睡眠ホルモンであるメラトニンの原料になるのです。
そのため、日中にセロトニンがしっかり活性化していると、夜の良い睡眠に繋がるのです。

セロトニンは、ウォーキングや深呼吸などのリズム運動によって分泌が増えますので、日中の太陽の光を浴びながら適度な運動も効果的です。

このセロトニンの原料となるのが、アミノ酸の「トリプトファン」です。
牛乳やバナナ、大豆製品、赤みのお肉やお魚に多く含まれます。
トリプトファン→セロトニン→メラトニンの流れを知って、食事と睡眠を良質なものに整えましょう。

老化に深く関係しているのがこの「活性酸素」です。
活性酸素はミトコンドリアが細胞内でエネルギーを作るときに副産物として発生しますが、全てが悪いわけではなく、一部は免疫にも必要なものです。
ただ、特定の生活習慣や環境で増える悪い活性酸素が体をさびつかせ、細胞を傷つけ、体を老化に向かわせてしまいます。

老化を促進する活性酸素は
・紫外線
・飲酒
・喫煙
・ストレス
・大気汚染
・電磁波
・食品添加物

などで発生します。
まずは、添加物たっぷりの食生活に気を付け、ストレスをなるべく溜めないような生活習慣が大切になってきます。

そして、活性酸素を除去してくれる抗酸化力の強い食事を取り入れるのも良いでしょう。

例えば
・ビタミンC 柑橘類などのフルーツや野菜など
・ビタミンE ナッツ類やかぼちゃ、うなぎなど
・亜鉛 牛肉や牡蠣などの貝類
・カテキン お茶

などを食生活に取り入れる事でも体内の活性酸素を抑えることが出来ます。
近年では水素水が、体をさびつかせる活性酸素を除去してくれる効果が高いことが分かっていますので、普段の水分摂取に用いるのも良いでしょう。

卵子のミトコンドリアを活性するためにカリウムの摂取も効果が期待できます。
カリウムは受精、排卵にも非常に重要な要素と言われていて
・フルーツ リンゴ、干しブドウ、アボガド など
・野菜 パセリ、切り干し大根、にんにく など
の、主にフルーツや野菜に入っています。

また、適度な運動や深呼吸でもミトコンドリアの活性化に効果があると言われています。

血流を良くすることで、卵巣へ送る血液の流れを整え、卵胞の活動が活発になります。

体が冷えて、血行が良くないと卵巣の働きも鈍り、ホルモン分泌も悪くなるため、冷えをなくし、体温を上げ、内臓の働きを活発にし、卵巣、卵子の質が向上をめざしましょう。

体が温まるような食べ物、適度な運動、入浴(しっかりとお湯につかる)がポイントです。
特に夏場は油断しがちで、冷蔵庫でキンキンに冷えた飲み物やアイスクリーム、
冷たい麺類の食事など、内臓から冷やしてしまうような食べ物は控えましょう。

温かいお茶や、一日1杯のお味噌汁を飲むのもおすすめです。

そして、面倒でも湯船につかって体を温めるのも血行促進や、リラックスにつながりますので、生活習慣に取り入れると良いでしょう。

まとめ

卵子の老化を防止し、若返りを目指す生活は、私たち自身の老化防止や若返りの生活習慣と同じという事ですね。
親の栄養を分け、血液を分けて赤ちゃんは育つので、まずは私たちの健康や、老化防止を心掛け、生活習慣を見直すことで細胞レベルから卵子の健康を保ち、かわいい元気な赤ちゃんを迎えましょう!


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