宿便とは?出し方は様々-お茶やサプリメントで出す方法も。


宿便の出し方や宿便の基礎知識について。
お茶を飲んだり食事を変更したり、サプリメントでスッキリ出す方法もあります。

宿便の出し方

宿便とは

【ヘドロのように、長い間こびりついた便ではありません】

「宿便」と聞くと、水道管の壁にこびりついたヘドロのように、大腸のひだに残った便の事だ。
と言うイメージをもたれる方が多いのですが、それは違います。

腸はいつも動いているので、ずっと同じ隙間に便が長く居るという事はないんです。
腸壁の細胞は数日で生まれ変わり、絶えず新陳代謝を繰り返しているので、
ヘドロのように便がこびりつくという事は起こりようがないんですね。

【宿便とは残留便の事】

では「宿便」とはなんでしょう。

食べたものは消化吸収され、24時間~72時間で体外に排泄されますが、それ以上長い時間腸に留まり、残留した便の事を「宿便」と言います。

毎日排便がある方でも、毎日全部スッキリ出る・・・という事はなかなか難しい事なのでそういう意味では、宿便は誰にでも起こると言えますね。

ただ、比較的毎日のように排便があり、スッキリ感のある方そして健康な方は、少し残った宿便(大腸に残った残留便)も次の排泄で体外に出て、きちっと便が毎日のように入れ替わるため、それほど心配しなくていいかもしれません。

便秘は、宿便がある状態

問題は、便秘症の場合です。
実は、2~3日に1回の排便でも、食べる量や、その方に不快感や苦痛がなければ「便秘ではない」とされるのですが、宿便=残留便は長く体内に留まる事になりますね。

排泄のペースがもっと長い、便秘の自覚のある方はさらに長く腸内に便が残留することになり、排泄ごとに便が入れ替わるという事がありません。

便が腸内に長くとどまると体温でさらに腐敗が進み、腸内の環境が乱れ、悪玉菌が増殖します。
腸内環境の乱れは、健康と美容の乱れ。

肌荒れや頭痛、体の不調につながってしまうのです。

宿便の原因

食物繊維の摂取

宿便の原因として、大きく分けて2つの理由があげられますが、まずひとつは食生活の問題「食物繊維の摂取」です。
便を形作り、出やすく整えるのが食物繊維の役目。
日本食とも言われる古くからの和食には、自然と食物繊維がたくさん入っているので、和食中心であれば便通も整いやすいといわれています。

現代の洋風化した食事、ファストフード、加工品、コンビニ食では食物繊維の摂取が難しく、また脂質を多く含み、動物性たんぱく質メインの食事が多くなり悪玉菌も増えやすく、腸内環境がさらに乱れる原因になってしまいます。

胃腸を元気にする

もう一つの原因は、胃腸の弱りから便秘になり宿便が溜まってしまうパターンです。
胃腸が弱ると、消化吸収に時間がかかり、蠕動運動で便を押し出す力も弱まり、長く腸に便が留まる原因となってしまいます。

胃腸は、特に自律神経の影響を受けやすく、精神的ストレスの影響が出やすい場所です。
胃腸の動きが鈍くなると血流も悪くなるため、お腹を触るとひんやり冷たくなっていることがあります。

お腹を温め、リラックスを心掛けるだけでも、胃腸の働きが安定し便通が整うこともありますよ。
また、極端に刺激のある食べ物にも弱いのが胃腸です。

冷たすぎるもの、辛すぎるもの、スパイスの強い食事も胃腸に負担をかけますので胃腸の弱りを感じたら、胃腸によいやさしい食べ物を食べてあげるのもいいですね。

宿便の影響

肌荒れ

宿便とは、溜まった老廃物のことでもあります。
腸内に長くとどまると、その老廃物は腸管から吸収され血中に溶け出し体をめぐります。
血液が汚れている状態であれば、当然皮膚表面にも悪影響が出てきます。

それが、肌荒れやニキビと言った症状として出てくるのです。
肌荒れの改善やアトピーの治療としても、今は腸内環境を整えることが推奨されています。

便秘の意識はなくても肌荒れが気になるようなら、宿便があるのかもしれませんね。

臭い

実は、腸内環境の整った人の便は「臭わない」と言われています。
腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えた便は、臭く、悪臭を放ちます。

自分の腸が健康であるかどうかのチェックとしても便の臭いは重要です。
また、長く腸に留まれば、血液を介して全身をめぐることになりますので、体臭の原因にもなってしまうのです。

免疫低下・体の不調

免疫は腸が司るとも言われます。
腸は最大の免疫機構を持ち、善玉菌がその免疫を支えています。

善玉菌のたくさんいる腸は免疫力が高く、アレルギーを防いだり、風邪や生活習慣病の予防にもつながりますが、悪玉菌が増えると免疫はどんどんさがり、「調子が悪いな」という体調不良から生活習慣病へ、果ては命に関わるガンなどの重大疾病につながる恐れもあるのです。

宿便の出し方

健康のためにも美容のためにも、宿便は溜めないのが一番!
自分に合った、宿便解消の方法を見つけ、常に腸内に長く便が留まらないように心掛ける事が大切と言えます。

下剤には注意。なるべく控えめに。

便秘でつらい!今すぐ宿便を出したい!と思ったら、下剤に頼りたくなる気持ちはとてもわかります。
下剤は、自律神経に働きかけ腸の運動を促進させますが、慢性的に使用すると徐々に自律神経の働きが鈍くなり自力で排便することが困難になってしまいます。

また、効果が出すぎるとお腹の張りを慢性的に感じたり、腹痛が起こるなど胃腸が傷ついたり下剤の刺激で胃腸がさらに弱ってしまう原因にもなりかねません。

一時的に、どうしてもつらい時に使用するのは便秘の苦しさを解消する手段となりますが、最終的には下剤から離れ、自分の腸を元気にし、毎日の排便をスムーズに行うことをめざしましょう。

お茶で宿便解消をめざす

お茶で宿便解消も

便秘や宿便に効くお茶と言うのもありますね。
普段飲んでいるお茶を変えて、宿便解消になるのであれば手軽に取り入れやすいと思います。

ただその時には、「お茶の成分」と、飲んでみた時の「効果」をしっかりと確かめましょう。

お茶の成分を確認する

便秘・宿便解消のお茶と言えば「センナ」が有名でしょうか。
センナは腸の蠕動運動を促す効果が強く、便秘・宿便解消にとても効き目のある植物ですが、効き目が非常に強く腹痛や下痢になってしまうことがあります。

また下剤と同じように「クセになる」と言われ、使い続けると腸の機能が衰えてしまう可能性が出てきますので、これらの副作用も考えなくてはいけません。

同じく、アロエも強い作用がありますので使用には注意しましょう。

食物繊維の多いお茶

腸を刺激せずに便通を促す成分を選ぶと良いでしょう。
例えば、「大麦若葉」「オオバコ」「ローズヒップ」「桑の葉」「黒豆」「ごぼう」などのお茶は
食物繊維を多く含み、それにより排便を促すため、比較的やさしいといわれています。

マグネシウムを多く含むお茶

病院などでは、便秘薬としてマグネシウムを処方されることもありますね。
マグネシウムは腸内に水を引き入れることによって便通を促すのですが「プーアール茶」「マテ茶」「杜仲茶」などは薬としてではなく、自然とマグネシウムをミネラルとして多く含むお茶ですので、効果が期待できます。

効果が「出過ぎない」ものを選ぶ

飲んでみた時の「効果」を確認しましょう。と先に書きましたが、その「効果」は、出過ぎないものが良いのです。

1杯そのお茶を飲んだだけでスッキリ宿便解消!となるようなお茶は、下剤と同じです。
飲み続けると、腸を痛め腸の機能が衰えてしまう可能性もあります。

普段の生活に取り入れたい宿便解消のお茶の効果は「ゆるやかなもの」を選びましょう。
少し飲み続けたら、「そういえば、最近排便がスムーズだな」と言うくらいがベストです。

サプリで宿便解消をめざす

サプリメントで宿便解消

乳酸菌を含むサプリがおすすめ

サプリで宿便解消を目指すなら、腸内環境を整え善玉菌を増やすとされている乳酸菌などを含むサプリが良いでしょう。
善玉菌が多い腸は酸性となり、排便を促し腸内環境をきれいに整えてくれます。

現代ならではの食事、ストレス、日々の生活習慣で増える悪玉菌が優勢では、宿便が溜まりやすい環境になってしまいます。
サプリメントの力を借りて善玉菌を増やし、宿便解消をめざしましょう。

ヨーグルトよりもサプリ

もちろんヨーグルトからの摂取でも良いのですが、今は技術が進み一包でたくさんの乳酸菌を含むサプリがたくさん出ています。

また、乳製品であるヨーグルトは体質により受け付けない方もいらっしゃいますが、そこから菌だけを集め「乳」の成分はほとんどなくなったものも多いですので、体質に合わせて選んでいただけます。

「乳酸菌は胃酸で死んでしまうから効果はない」と言う話も聞きますが、最近の研究結果では、生きていても死んでいても「効果がある」ということが分かっています。

しっかり腸まで運ばれれば、問題はないのです。
生死よりも、数が重要!たくさん含まれているサプリでしっかり宿便解消をめざしましょう。

オリゴ糖で宿便解消をめざす

乳酸菌サプリと同じく、善玉菌を増やすことができるのが「オリゴ糖」です。
人の腸の中にもともとあり、年齢とともに減ってしまう「ビフィズス菌」。

この「ビフィズス菌」はオリゴ糖をエサとして善玉菌を増やします。
善玉菌優位な腸内環境は、宿便排泄に繋がりますので、積極的に摂取しましょう。

オリゴ糖は多糖類に分類され、胃や腸で吸収されにくいのが特徴です。
その為大腸に到達し、浸透圧を高めるため、排便が促進されます。
吸収されにくいということで、カロリーも低く血糖値も上げにくいという特性もありますので、体質に合わせて選ぶとよい効果を期待できるでしょう。

基本はやっぱり生活習慣の改善で宿便解消をめざす

食事の改善で宿便を出す

断食の効果

「断食」というと少々ハードなイメージがあるでしょうか。
「断食」というのは、お腹の中を空っぽにすることで消化吸収に使われる「胃」「小腸」「大腸」などの各臓器が休むことができます。

消化吸収というのはとてもエネルギーを使う事で、この飽食の時代、食べすぎている人の方が多いため、どうしても‘使いすぎ’により、内臓の機能が弱りがちです。

内臓を休ませることにより、本来の機能を取り戻し、消化・吸収・排泄の機能をアップさせることが本来の目的なのです。

内臓やすませる事を考えよう

いきなり何の知識もなく「断食」をしてしまうのは危険です。
宿便を出す方法としては有効ですが、試してみる際は、事前に安全な方法を確認しましょう。

無理に「断食」をしなくても、日々の生活の中で内臓を‘使いすぎない’ようにすることを心掛けるだけでも違ってきます。

例えば食事をとる際、つい時間が来たから食べてはいませんか?

ちゃんと「お腹がすいてから」食事をとる。という事もその一つです。

そしてしっかりお腹がすいてから、「腹八分目」まで食べる。というのも大事ですね。

お腹がいっぱいの状態は、消化吸収に手いっぱい、内臓がMAXに働いている状態です。
『吸収は排泄を阻害する』という言葉もあり、消化・吸収をしている間は、肝心の「排泄」にはエネルギーが向きません。
宿便解消のためには食べ過ぎないことも大切なのです。

溜めない生活習慣を

宿便を出した後も、ずっと溜めないようにする。という事が重要です。

溜めない生活習慣のポイントは

○バランスの良い食事
○適度な運動
○規則正しい睡眠

の3つ。

宿便に関わらず、美容と健康には必須の条件ですね。
当たり前に思えるこの3つですがどれを欠いてもバランスが崩れてしまう大切な3つです。

生活習慣に気を付けていても、バランスが崩れる時は誰にでもありますから、お茶やサプリなどを効果的に取り入れて宿便知らず、肌荒れ、不調知らずの元気な体を目指しましょう!


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