水毒症とは?水分は大切ですが水の飲みすぎも危険。


今年の夏は猛暑日が続くなど、例年以上に過酷な夏となりました。
連日、熱中症で病院にかかる方も多く、普段からこまめな水分補給を心がけている方も多くいらっしゃることでしょう。
水分

熱中症予防に水分補給はとても重要な対策法ですが、量を摂り方を間違えると恐ろしい「水毒症」の危険が・・・。
あまり知られていませんが、夏こそ気を付けたい「水毒症」についてご説明しますね。

水毒症とは?その症状や予防方法について

一日に必要な水分量は2リットル。それを越えると?

成人が一日に摂取するとよい水分量は2リットル程度と言われていることは多くの方がご存知ですね。
汗や尿などで失われる分を補給し、血液がスムーズに流れるために適切な水分補給は非常に重要です。
水分の飲みすぎ
ですが、健康な腎臓でも1分あたり16cc程度の尿排出がリミット。
それを越す水分を摂ることは腎臓に過度の負担を掛けてしまうのです。

「熱中症を予防するために」とせっせと必要量以上の水を飲むことで、腎臓の処理能力を超えてしまうと、その水分が体内に留まり、細胞が膨張し、その結果、低ナトリウム血症を引き起こしてしまいます。

低ナトリウム血症って何?

血中ナトリウム濃度が135mEq/l以下になる状態です。
大量の水分を摂ることで、腎臓の処理能力をオーバーした水分が腸から吸収され血液の中の塩分濃度が一気に低下します。

また、浸透圧の働き(濃度が低い方から高い方へ移行)によって、体の各細胞に水分が移動し、細胞が水ぶくれの状態になり、さらに進むと細胞の破裂、死滅することも。
特に脳の細胞はデリケートで影響を受けやすいため、大量の水分摂取によって精神系のトラブルを引き起こすと言われているのはそのためです。

水毒症になると・・・?

 水毒症になると、

・胃腸機能の低下
・疲労感やだるさ
・口が渇く
・頭痛
水毒による体調不良
・めまい
・嘔吐
・気分にむらができる、神経過敏、注意力が散漫になる
・痙攣
・意識不明

等の恐ろしい症状があらわれます。
最悪の場合、死亡するケースもあるので要注意なのです。

こんな症状ない?

こんな恐ろしい水毒症を防ぐには、まずは自分が水毒症でないかどうかのチェックが重要です。
その方法として簡単に見分けられるのが、脚の脛部分。
下半身、とくに足は重力の関係もあって水分が溜まりやすい部分。脛を指で押したあと離したときに凹みがなかなか戻らず指の跡が残れば、その部分の細胞が膨張している証拠です。

また下腹ぽっこりの方も要注意。
お腹の辺りを軽くポンポンと叩いたときにちゃぷちゃぷ音がするようならかなり水分が溜まっている状態です。
さらに普段と食生活や生活習慣を変えたわけではないのに、体重が2キロ以上増えた場合も水毒症の危険があります。

水毒症にならないための注意点

水毒症の防ぎ方は簡単。

運動をしたあと、屋外での作業の後など、休憩時間に大量の水を飲む方がいらっしゃいますが、これは一気に体内の水分量を増やしてしまうのでやめましょう。

また、多量の水分は胃液を薄め、消化不良を引き起こし、食欲不振や夏バテになってしまい、さらに水分を摂るなど悪循環に陥ってしまう危険性も。
できれば、一度に大量に水分を摂るのではなく、こまめに少量を摂取する方が胃腸に負担を掛けずに適切に体内に水分を摂りこむことができます。

とくに夏は汗とともにミネラル等も外に流れていってしまいます。それを補給するために、ミネラル等入りのドリンクにすることも大事です。
塩分や糖分など入ったスポーツドリンクが効果的。
ですが、スポーツドリンクばかり飲むと今度は糖分の摂りすぎが問題となるので、大量の汗を流す際だけにして、普段は麦茶など自然のミネラル入りの飲料にすると良いでしょう。

体が熱くなると、体の内側から冷やすため、気分をすっきりさせるために氷がたっぷり入った水分を摂る方も多いですね。
ですが、体の中を冷やしすぎると胃腸の機能を低下させ、血の巡りを悪くしてしまいます。

暑い夏は氷たっぷりの冷え冷えのドリンクを飲みたくなりますが、そこは敢えて常温かぬるめの飲み物にすると胃腸の負担を減らすことができます。

暑い夏に熱いお風呂に入るのは逆に疲れるからと夏はシャワーだけで済ませるという方も多いですね。
ですが、ぬるま湯で良いのでしっかり入浴することも水毒症予防にはとても重要なポイントなんです。

シャワーだけでは疲れは取れませんし、日中冷たい飲み物や食べ物ばかり食べているせいで実は体の中は冷えている状態ということもあります。
入浴をすることで血行循環を良くし、体内の血の巡りを良くすることだけでなく、発汗することで体内に留まっている余分な水分や毒素を排出することができます。

水毒症を防ぐための運動は、汗だくになるほどの激しい運動でなく、ストレッチなどの体の中の血の巡りをよくする運動です。
水毒予防の運動
ヨガ・ピラティスなども良いですね。

入浴中や入浴後の足裏マッサージは特に有効ですよ。
第二の心臓と言われる足裏を刺激することで血液循環がスムーズになります。
特に女性は血管が細くむくみやすいので、美しい足を維持するためにもぜひ毎日の足裏マッサージをおすすめします。

ツボ押しも効果的

水毒というのは東洋医学で「水」(体液)が体内に滞った状態を指します。
体はむくんでいるのに、汗や尿の量が少ないなど水分の代謝が悪くなります。
これは、老廃物の排出が滞り、水だけでなく老廃物も体内に溜まってしまっているからなのです。

それを改善するためのツボ押しも効果的です。
慢性的にむくみがある等の水毒症の症状があるなら「陰陵泉」というツボが効果的。
膝の下にある、脛骨の内側の膨らみ(脛骨内側顆)部分にあるツボで、この部分を気付いたときに押しましょう。

また「合谷」は顔のむくみの改善にも効果的。
手の甲をそらせ、親指と人差指の間のくぼみ部分にあります。
ここは反対の手で自分でいつでも押すことができるので、気が付いたときに押すとむくみの解消に役立ちますよ。

おなかがちゃぽちゃぽする方は、 おへその上の指2本分の幅ぐらいのところにある「水分」のツボ押しも効果的。
ツボ部分に指をあて、息を吐きながら押す、息を吸いながら力を抜くツボ押しを数回行うだけで、体内の余分な水分の排出を促すことができます。

さらに足裏はむくみ改善のツボの宝庫。
土踏まずの中央の少し上にある「湧泉」は、体内に流れる水分量を適量にし、老廃物を排出させる働きがあります。

また「足心」は体全体のむくみをとる大事なツボです。
足の裏の真ん中あたりにあり、手の親指をこのツボに当て、残りの指で足の甲から押すと良いでしょう。
腎臓の機能を高めて老廃物の排出を促します。

左足の中指と薬指のまたから3~4cmかかと寄り部分にある「心臓」も、血の巡りを良くし、下半身のむくみを摂るのに効果的。
ただしツボ押しをするときは、食後すぐや体調が悪い時、お酒を飲んだ時、妊娠中は避けましょう。

適切な水分

熱中症を予防するために水分摂取は必要不可欠ですが、その量と摂り方が非常に重要なことはわかっていただけたでしょうか。
水分はどれだけとっても体に悪くないという方もいますが、それは大きな間違い。
適切な水分を適度に摂ることで、水毒症を防ぎつつ、むくみや疲れ、熱中症知らずの元気な体を維持するようにしましょう。


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