「背中ニキビ」の原因と効果的な対策方法


自分では見えない背中は、普段からどんな状態かを気にしている方も少ない場所。
だからこそ、痛みや違和感を感じて初めて「背中に何かできてる!」と気付いて驚くことも多い「背中ニキビ」は、重症化しやすく、見た目にも汚らしいのでなんとかしたいですね。

背中ニキビ

とくに水着や背中の開いた服を着ようとしたときに、背中にニキビができていて恥ずかしい思いをしないよう、普段からしっかりとケアしておきたいもの。
それでは知らない間にできている「背中ニキビ」の原因と対策方法をご紹介します。

「背中ニキビ」ができてしまう原因

気が付けばポツポツとできている「背中ニキビ」の原因は一つではありません。

背中環境が悪い

まず考えられるのが、背中のお肌のお手入れや環境が悪いという原因です。

背中の肩甲骨のあたりや背骨に沿ったラインは「背中のTゾーン」と呼ばれ、皮脂腺が多いために汗や皮脂がたくさん出る場所でもあります。

さらに、全体的に角質層が厚い背中に生えているうぶ毛によっても皮膚表面に皮脂が出にくくなり、皮脂詰まりが起こりやすくなっています。
そして、女性の場合は、長い髪の毛の刺激、シャンプーやコンディショナーやボディソープのすすぎ残しなども多い場所でもあります。

そこに肌の常在菌である”アクネ菌”やカビの一種である”マラセチア菌”の活動が加わると最悪。
皮脂をエサとし、高温多湿を好む菌にとって、汗をかきやすい上に汚れも溜まりやすく、さらに通気性が悪くてじめじめしている背中は絶好の繁殖ポイント。
”アクネ菌”は痒みや痛みを引き起こすので気付きやすいのですが、”マラセチア菌”による背中ニキビの場合はとくにかゆみや痛みを伴わないので気付きにくいので厄介。

このように、背中部分の肌や環境が悪いことでこれらが毛穴に入り込んで繁殖して炎症を起こし、知らないうちに「背中ニキビ」ができてしまっている方も多いのです。

ホルモンバランスの乱れ

ストレスや睡眠不足、栄養バランスの乱れによって引き起こされる自律神経やホルモンバランスの乱れも「背中ニキビ」を作る大きな原因です。

生活習慣の乱れ等により、自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になると、ホルモンバランスも乱れて男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうことに。
この男性ホルモンは、皮脂分泌を促進する働きがあるだけでなく、肌の角質を増やし毛穴を詰まらせてしまう働きもするので、背中にニキビができやすくなってしまいます。

また、皮脂分泌を促す働きをするのは男性ホルモンだけではありません。
女性の体は妊娠に備えて、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンがそれぞれ交互に優位になるサイクルを繰り返しています。
このプロゲステロンが優位の時(排卵後~生理)が危険。

様々な不快症状を起こすPMSの原因でもあるプロゲステロンにも皮脂分泌を活発にする働きがあります。
その他にも、イライラする、疲れやすい、肌荒れが起こるなど様々なPMSの不快症状によってさらにストレスが生まれ、ホルモンバランスがさらに崩れて背中ニキビをはじめとした肌トラブルを起こすという悪循環を生んでしまうことに。

肌に触れるものが清潔でない

また、寝具やパジャマ、下着や肌着、洋服など直接肌に触れるものが清潔でない場合も、背中の皮膚を刺激し、皮脂の過剰分泌を招き、背中にニキビができやすい状態にしてしまうことも。

背中ニキビの原因

とくに寝ている間ずっと背中に密着している下着やパジャマは、出来れば毎日洗濯して清潔なものを使うようにしましょう。

「背中ニキビ」を防ぐには

知らないうちに発生し、悪化させてしまいやすい「背中ニキビ」を防ぐには、日ごろのケアと生活習慣等の改善が不可欠です。

まず、入浴するときには首までしっかりと浸かりましょう。
それだけでも背中の表面についた汚れを落とし、角質を柔らかくして洗う時に古い角質や余分な皮脂を落としやすくなります。

洗う時には、まずは頭髪からスタート。
丁寧に洗ったあとは、しっかりすすぎ残しがないように洗い流しましょう。

その後、髪の毛が長い方はタオルで巻くなどして髪が背中につかないようにしながら、たっぷりと泡立てたボディソープで優しく洗うことがコツ。
このとき「背中ニキビ」が気になるからとゴシゴシ洗ってはいけません。
肌のバリア機能を果たす必要な皮脂まで洗い流してしまうと、それを補おうとさらに過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
肌を刺激しない肌質にあったボディソープや石鹸で優しく洗い、丁寧に洗い流しましょう。

そして、もう一度湯船につかったあと、清潔なタオルで優しく拭き取り、清潔な下着やパジャマ等を着ます。
この時にも、髪の毛に残ったコンディショナーやリンスがついた髪が背中につかないように気を付けて下さい。

背中ニキビの予防

夏場など、手軽にシャワーだけで済ましてしまう方は要注意です。
やはりシャワーのみでは皮脂や汚れをしっかり落とすことが難しいですし、シャンプー等の洗い残しも多くなってしまいます。

ボディオイルやクリームを塗る場合は、背中に使うものはさっぱりタイプのものを選びましょう。
ただでさえ皮脂分泌が多い場所に油分たっぷりのスキンケアを行うということは、自ら「背中ニキビ」を増やしているようなもの。
よほどの乾燥肌でない限り、油分の少ないタイプのスキンケアアイテムで十分ですよ。

ホルモンバランスを整えるには、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事、そしてストレスを溜めないことが欠かせません。

普段から寝不足気味の方は、なるべく体の調子を整えるために睡眠時間を確保するようにしてください。
成長ホルモンが最も分泌される入眠後3時間はとくに良質な睡眠がとれるように工夫するとさらに効果的です。
寝室の寝具、照明、香りなどを整えて、リラックスできる雰囲気にしましょう。

また、普段からレトルトやコンビニ弁当、スナック菓子など添加物の多い高カロリー低栄養の食事を摂ることが多い方も、食事の内容や栄養バランスには最大限気を配ることが不可欠です。
それもなかなか難しいと言う場合は、サプリメント等を上手に取り入れて、少しでも栄養バランスを整えるようにしましょう。

特に気を付けたいのがストレス対策。
ストレスを感じることで自律神経が乱れ、内臓の働きが悪化し、免疫力も低下します。そしてホルモンバランスも崩れてさらに体調も悪くなる・・・とどんどん負のスパイラルに陥り、心身ともに大きな負担を掛けることになってしまいます。

それを防ぐためには、普段からストレス発散をすることが大事。
たとえば趣味や運動などを定期的に行うなど心にストレスを溜めないように心がけてください。

重症化した場合は

普段の心がけでかなり「背中ニキビ」の発生を抑えることができますが、症状が悪化して赤く炎症して痛みを伴う「赤ニキビ」や黄色い膿が中に詰まった「黄ニキビ」が多くできてしまった場合は、専門の病院で治療することをおすすめします。

重症化した背中ニキビ対策

背中ニキビも悪化すると治ったとしてもニキビ跡が残ってしまうため、下手にいじるよりも、塗り薬・飲み薬、ホルモン治療などの速やかな対処療法を行った方が、背中を美しく保つには有効です。

ニキビ外来を設置している医療機関もあるので、ひどい「背中ニキビ」を繰り返す場合には早めに治療を受けた方が良いでしょう。

まとめ

自分では気づかないうちに発生している「背中ニキビ」。
見た目が悪いだけでなく、知らず知らずのうちに悪化させてしまいやすいので注意が必要です。

見えない部分だから予防するのは難しそうと思われるかもしれませんが、背中の肌の環境を清潔に保ち、日常生活で当たり前のことにちょっと気を配るだけで驚くほど「背中ニキビ」の症状が改善するケースも少なくありません。

ぜひ繰り返す「背中ニキビ」にお悩みの方は、上記の対策方法を取り入れて美しい滑らかな背中を手に入れてくださいね。


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